クラウドワークスのランキングに入るコツをトップランカー分析で発見

クラウドワークスのランキングに入るコツをトップランカー分析で発見

クラウドワークスのランキングに入るコツが分かります!

クラウドワークスには毎週・毎月公開されている各種ランキングがあります。今回はデザイナー部門契約ランキング上位10人のトップランカーを分析することで見えてきた、ランクインするコツを共有したいと思います。

ランクインするコツだけではなく、そもそもランキングとは何か、何を基準に順位付けをしているかというところからまとめてあるので、興味のあるところをピックアップしてお読みください。

ランキングとは何か

ここでは、クラウドワークスのランキングにはどんなものがあるのかといった基本的な情報をまとめていきます。

ランキングの種類

記事執筆時点では、次の5つのランキングが存在しています。

  • 契約ランキング
  • ありがとうランキング
  • コンペ採用ランキング
  • コンペ提案ランキング
  • タスクランキング

さらに、各ランキングは部門ごとに分けられています。当ブログの調査状況も合わせて掲載しておきます。

ランキング部門調査状況
契約ランキング総合完了
エンジニア部門完了
デザイナー部門完了
ビジネス部門調査未定
ライター部門調査未定
ありがとうランキングエンジニア部門ただいま調査中
デザイナー部門ただいま調査中
ビジネス部門調査未定
ライター部門調査未定
コンペ採用ランキングロゴ作成まもなく調査開始
バナー作成まもなく調査開始
イラスト作成まもなく調査開始
名刺作成調査未定
ネーミング調査未定
コピーライティング調査未定
アイコン作成2014年6月に廃止
キャラクターデザイン2014年6月に廃止
コンペ提案ランキングロゴ作成調査未定
バナー作成調査未定
イラスト作成調査未定
名刺作成調査未定
ネーミング調査未定
コピーライティング調査未定
アイコン作成2014年6月に廃止
キャラクターデザイン2014年6月に廃止
タスクランキングライティング調査未定
カンタン作業調査未定

さらに、全てのランキングにおいて月間ランキングと週間ランキングの2つが用意されています。

ランキングの基準はなにか

ここからは、そもそもランキングはどうやって計測されているのかについてまとめます。

以下に述べる計測基準は、全てクラウドワークス公式の見解ではありません。ランキングを分析した結果、当ブログが独断と偏見でまとめた情報になります。予めご注意ください。また、今後ランキングのルールが変わる可能性が、無きにしもあらずです。

当ブログでは、2014年7月から2020年7月までの合計6年分のランキングにおける、上位10人の実績などを計測しています。

ランキングの基準には大きく次の3つの基準があります。

  • WHEN……何月に、または何週目に
  • WHAT……何を
  • HOW MUCH……どのくらいしたか

この3基準をもとに、調査が完了しているランキングについて以下にまとめました。(今は契約ランキングのみです。調査が完了次第、他ランキングも追加します(※))

契約ランキングの場合

契約ランキングを例に挙げて、ランキング基準について解説していきます。

WHEN基準

案件の契約日か掲載開始日か掲載終了日のどれかがランキング期間内かどうかが重要です。どれなのかは確定できませんが、おそらく契約日だと感じています。

当ブログでランキング実績をまとめる際には、各クラウドワーカーの実績一覧に表示されている案件の開始日を暫定的に契約日として扱っています。

この画像なら、2020年06月21日という記載を基準日として扱っています

WHAT基準

これは各部門ごとに異なります。エンジニア部門であれば、案件のカテゴリーが「システム開発」であればエンジニア部門の実績としてカウントされています。

クラウドワーカーが自分で決められる「職種」という項目もありますが、職種ではカウントされていません。あくまで案件のカテゴリーが何であったか、という点が基準になります。

自分では「建築・不動産」という職種を選んでいても、受注している案件にWEB制作系が多ければ、デザイナー部門の契約ランキングで評価されます。

HOW MUCH基準

契約金額の合計が高いか低いかで順位付けをしているようです。契約数や予算合計ではありませんでした。「契約金額で順位付けされている」ということはすでに噂(?)としては存在していましたが、ランカーの実績を計算することで確信に至りました。

また、分かりにくいかもしれませんが、契約金額とは支払金額ではありません。つまり契約後に途中終了した案件でも、WHEN基準を満たしていれば実績としてカウントされているようです。

予算金額は関係ない

クラウドワークスでは「予算はメンバーと相談する」という設定があります。この場合、予算は公開されません。こういった案件だけしか受注していないクラウドワーカーもランキング入りしているケースがあります。このことからも、順位付けは実際の契約金額の多寡によって上下すると言えます。

評価も関係ない

個人的に一番残念だったのが、クライアントからの評価はランキングに関係ないという点です。★1つでも契約金額が多ければ順位付けでは有利に働きます。(別途設けられているプロワーカー認定という仕組みでは、評価も基準になっています)

統計したランキングのサンプル

以下のようにランキングを集計して、トップランカーの分析を行っています。

総合契約ランキング 2020年07月におけるトップ10位の実績を調べ、ランカーごとに予算額で順位付けしています
順位 カテゴリー 契約数 予算合計
1位 全案件の合計2件
(うちスカウト1件)
5,050,000円

5,100,000円
(ライティング・記事作成 » ブログ記事作成)1件
(うちスカウト1件)
50,000円

100,000円
(ライティング・記事作成 » その他(ライティング))1件5,000,000円

5,000,000円
2位 全案件の合計12件
(うちスカウト10件)
700,000円

1,300,000円
(+予算非公開9件)
(ホームページ制作・Webデザイン » HTML・CSSコーディング)9件
(うちスカウト9件)
0円

0円
(+予算非公開9件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)2件400,000円

800,000円
(システム開発 » Web開発・システム設計 » その他(システム開発))1件
(うちスカウト1件)
300,000円

500,000円
3位 全案件の合計9件985,000円

2,025,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » WordPress制作・導入)2件150,000円

400,000円
(デザイン » ロゴ・バナー・イラスト » バナー作成)1件5,000円

5,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ホームページ作成)2件510,000円

1,050,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)3件20,000円

70,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ランディングページ(LP)制作)1件300,000円

500,000円
4位 全案件の合計1件100,000円

300,000円
(アプリ・スマートフォン開発 » iPhone・iPadアプリ開発)1件100,000円

300,000円
5位 全案件の合計1件
(うちスカウト1件)
0円

0円
(+予算非公開1件)
(アプリ・スマートフォン開発 » iPhone・iPadアプリ開発)1件
(うちスカウト1件)
0円

0円
(+予算非公開1件)
6位 全案件の合計8件
(うちスカウト2件)
600,000円

1,300,000円
(+予算非公開3件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ホームページ作成)3件
(うちスカウト1件)
500,000円

1,100,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ランディングページ(LP)制作)2件50,000円

100,000円
(+予算非公開1件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)1件
(うちスカウト1件)
0円

0円
(+予算非公開1件)
(ホームページ制作・Webデザイン » HTML・CSSコーディング)1件50,000円

100,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » WordPress制作・導入)1件0円

0円
(+予算非公開1件)
7位 全案件の合計2件
(うちスカウト2件)
0円

0円
(+予算非公開2件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)2件
(うちスカウト2件)
0円

0円
(+予算非公開2件)
8位 全案件の合計1件
(うちスカウト1件)
1,485,000円

1,485,000円
(サイト運営・ビジネス » ビジネスサポート » 秘書業務)1件
(うちスカウト1件)
1,485,000円

1,485,000円
9位 全案件の合計6件
(うちスカウト1件)
1,000,000円

2,100,000円
(+予算非公開2件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ホームページ作成)2件
(うちスカウト1件)
500,000円

1,000,000円
(+予算非公開1件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)1件0円

0円
(+予算非公開1件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)1件300,000円

500,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ランディングページ(LP)制作)1件100,000円

300,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » HTML・CSSコーディング)1件100,000円

300,000円
10位 全案件の合計3件
(うちスカウト3件)
0円

0円
(+予算非公開3件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)3件
(うちスカウト3件)
0円

0円
(+予算非公開3件)

(↑ちょっとこの1位の案件は不可解……)

デザイナー部門契約ランキング 2020年07月におけるトップ10位の実績を調べ、ランカーごとに予算額で順位付けしています
順位 カテゴリー 契約数 予算合計
1位 デザイナー部門合計9件985,000円

2,025,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » WordPress制作・導入)2件150,000円

400,000円
(デザイン » ロゴ・バナー・イラスト » バナー作成)1件5,000円

5,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ホームページ作成)2件510,000円

1,050,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)3件20,000円

70,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ランディングページ(LP)制作)1件300,000円

500,000円
2位 デザイナー部門合計8件
(うちスカウト2件)
600,000円

1,300,000円
(+予算非公開3件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ホームページ作成)3件
(うちスカウト1件)
500,000円

1,100,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ランディングページ(LP)制作)2件50,000円

100,000円
(+予算非公開1件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)1件
(うちスカウト1件)
0円

0円
(+予算非公開1件)
(ホームページ制作・Webデザイン » HTML・CSSコーディング)1件50,000円

100,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » WordPress制作・導入)1件0円

0円
(+予算非公開1件)
3位 デザイナー部門合計5件
(うちスカウト1件)
1,000,000円

2,100,000円
(+予算非公開1件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ホームページ作成)2件
(うちスカウト1件)
500,000円

1,000,000円
(+予算非公開1件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)1件0円

0円
(+予算非公開1件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)1件300,000円

500,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ランディングページ(LP)制作)1件100,000円

300,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » HTML・CSSコーディング)1件100,000円

300,000円
4位 デザイナー部門合計3件700,000円

1,300,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ホームページ作成)2件400,000円

800,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)1件300,000円

500,000円
5位 デザイナー部門合計5件605,000円

1,410,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)2件105,000円

310,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » WordPress制作・導入)1件100,000円

300,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ホームページ作成)1件100,000円

300,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ランディングページ(LP)制作)1件300,000円

500,000円
6位 デザイナー部門合計5件
(うちスカウト1件)
399,000円

899,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ランディングページ(LP)制作)3件
(うちスカウト1件)
199,000円

299,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ホームページ作成)1件100,000円

300,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » WordPress制作・導入)1件100,000円

300,000円
7位 デザイナー部門合計5件
(うちスカウト3件)
110,000円

350,000円
(+予算非公開3件)
(ホームページ制作・Webデザイン » WordPress制作・導入)1件
(うちスカウト1件)
0円

0円
(+予算非公開1件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)1件100,000円

300,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » HTML・CSSコーディング)3件
(うちスカウト2件)
10,000円

50,000円
(+予算非公開2件)
8位 デザイナー部門合計4件
(うちスカウト2件)
333,000円

533,000円
(+予算非公開2件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)4件
(うちスカウト2件)
333,000円

533,000円
(+予算非公開2件)
9位 デザイナー部門合計1件
(うちスカウト1件)
665,500円

665,500円
(デザイン » キャラクター・アイコン・アニメ » 漫画・アニメ制作)1件
(うちスカウト1件)
665,500円

665,500円
10位 デザイナー部門合計12件
(うちスカウト2件)
445,000円

1,210,000円
(+予算非公開1件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ウェブデザイン)4件
(うちスカウト1件)
70,000円

200,000円
(+予算非公開1件)
(ホームページ制作・Webデザイン » ランディングページ(LP)制作)7件
(うちスカウト1件)
275,000円

710,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » ホームページ作成)1件100,000円

300,000円
エンジニア部門契約ランキング 2020年07月におけるトップ10位の実績を調べ、ランカーごとに予算額で順位付けしています
順位 カテゴリー 契約数 予算合計
1位 エンジニア部門合計3件
(うちスカウト1件)
700,000円

1,300,000円
(ホームページ制作・Webデザイン » HTML・CSSコーディング)9件
(うちスカウト9件)
0円

0円
(+予算非公開9件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)2件400,000円

800,000円
(システム開発 » Web開発・システム設計 » その他(システム開発))1件
(うちスカウト1件)
300,000円

500,000円
2位 エンジニア部門合計1件100,000円

300,000円
(アプリ・スマートフォン開発 » iPhone・iPadアプリ開発)1件100,000円

300,000円
3位 エンジニア部門合計1件
(うちスカウト1件)
0円

0円
(+予算非公開1件)
(アプリ・スマートフォン開発 » iPhone・iPadアプリ開発)1件
(うちスカウト1件)
0円

0円
(+予算非公開1件)
4位 エンジニア部門合計2件
(うちスカウト2件)
0円

0円
(+予算非公開2件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)2件
(うちスカウト2件)
0円

0円
(+予算非公開2件)
5位 エンジニア部門合計3件
(うちスカウト3件)
0円

0円
(+予算非公開3件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)3件
(うちスカウト3件)
0円

0円
(+予算非公開3件)
6位 エンジニア部門合計3件
(うちスカウト2件)
1,213,760円

1,214,760円
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)3件
(うちスカウト2件)
1,213,760円

1,214,760円
7位 エンジニア部門合計1件1,078,000円

1,078,000円
(サイト運営・ビジネス » 企画・広告・PR » 広告・宣伝)2件24円

24円
(ECサイト・ネットショップ構築 » ECサイト制作)1件1,078,000円

1,078,000円
8位 エンジニア部門合計7件
(うちスカウト2件)
820,000円

1,570,000円
(+予算非公開2件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » 業務システム・ソフトウェア)3件105,000円

305,000円
(+予算非公開1件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)2件
(うちスカウト1件)
500,000円

1,000,000円
(+予算非公開1件)
(アプリ・スマートフォン開発 » スマートフォン アプリ開発・サイト構築)1件50,000円

100,000円
(システム開発 » Web開発・システム設計 » その他(システム開発))1件
(うちスカウト1件)
165,000円

165,000円
9位 エンジニア部門合計2件
(うちスカウト1件)
1,000,000円

5,000,000円
(+予算非公開1件)
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)2件
(うちスカウト1件)
1,000,000円

5,000,000円
(+予算非公開1件)
10位 エンジニア部門合計2件
(うちスカウト2件)
1,195,150円

1,195,150円
(システム開発 » Web開発・システム設計 » 業務システム・ソフトウェア)1件
(うちスカウト1件)
1,140,150円

1,140,150円
(システム開発 » Web開発・システム設計 » サイト構築・ウェブ開発)1件
(うちスカウト1件)
55,000円

55,000円

各案件カテゴリと部門ランキングのマッチング表

調査中ですが、案件のカテゴリとランキング部門のマッチング表を掲載しておきます。こちらも公式の発表ではなく、当ブログの独断と偏見になりますのでご注意ください。

案件のカテゴリ該当するランキング部門
システム開発アプリ・スマートフォン開発ハードウェア設計・開発ホームページ制作・Webデザインデザインライティング・記事作成ネーミング・アイデア翻訳・通訳サービスECサイト・ネットショップ構築サイト運営・ビジネス事務・ビジネスサポート・調査カンタン作業写真・画像・動画3D-CG制作音楽・音響・BGMプロジェクト・保守運用メンバー募集暮らし・社会

引き続き調査が進み次第、こちらの記事を更新していきます。

ランキングのメリット

ここからはクラウドワークスでランキング入りするメリットについて改めて考えていきます。

メリットには、次のようなものが考えられます。

  • 総合契約ランキングで上位10位に入ると、ランキングバッジがもらえる
  • どのランキングでも、上位10に入ると、プロフィールの「ランキング」欄に順位が載る
  • 結果的にクライアントからの印象がいい

このようなメリットが考えられますが、上位10位に入らないと恩恵は得られません。

11位以下のメリット

あえて11位以下のメリットをあげると、次のような精神的なものが予想されます。

  • ランキングに載るぞ!というモチベーションに繋がるし、載ることができれば達成感がある
  • 自分もランキングに入れるレベルになったか、と達成感が得られる
  • 普段は他人とおおっぴらに比較されることが少ないので、新鮮な気分

精神的な面ばかりとはいえ、システム的な恩恵よりもひょっとしたら重要かもしれないなと思っています。

ランキングバッジの効果

総合ランキング上位10位に入賞するともらえるランキングバッジについては、クラウドワークスからは以下のように公式見解が提示されています。

『ランキングバッジ』のメリットとは?

〔中略〕クラウドワークスで最も活躍するプロとしての称号を手にすることで契約率がアップし、より高額な案件を受注できたり、クライアントからのスカウトを受ける機会も増えていきます。

クラウドワークス

確かにクライアントからの印象が良いため、「どのクラウドワーカーがいいかなぁ、決めかねるなぁ」というケースではバッジの有無が功を奏する可能性があります。

ただ、バッジはあくまで獲得契約金額の多寡でもらえるものなので、「たくさん契約ができる人はいい仕事をするに違いない」という、ある種の思い込みに過ぎない点が厄介だと思っています。

そういう意味では、平均評価が高いかどうかも判定基準となる「プロワーカー認定」のほうがバッジよりも信用に値するでしょう。バッジを狙うなら、一緒にプロワーカー認定も狙っていくと良いでしょう。

ただ、過去のトップランカーを見てみるとスカウト案件を多く抱えている人が目立つので、たしかにスカウト案件や継続案件の獲得にもバッジは効果があるのかもしれません。

しかしこれも、たくさん契約を獲得しているから、結果的にスカウトに繋がる確率や継続案件も多いだけ、とも言えます。残念ながら、バッジが本当に効果があるという保証にはならないでしょう。

ランキングバッジはあっても困らないので、結果的にもらえたら嬉しい存在、くらいに考えておきたいと思います。

ランキングに入るコツ

ここからはいよいよランキングに入るコツについてまとめていきます。とはいえ、心からおすすめできるコツは「応募する案件を1つの部門に集中する」と「ちゃんとクラウドワークス内で受注する」と「何も考えずに売上を最大化する」というコツのみです。

あとはケースバイケースなので、「自分にとって採用すべきかどうか」を考えながらお読みください。

応募する案件を1つの部門に集中する(おすすめ)

契約ランキングでは、案件のカテゴリによって、どの部門の実績なのか分けられています。たとえばデザイナー部門でランキング入りしたいのであれば、デザイナー部門の案件としてカウントされるものに集中して受注していくべきです。

あくまでランキング入りすることを目的に受注方針を固めるなら、システム開発もデザインも取って労力を分けるのではなく、エンジニア部門の案件を中心に受注するか、デザイナー部門の案件を中心に受注するか、選択して応募すべきです。

総合ランキングを狙うならエンジニア部門かデザイン部門

総合ランキングの上位10位を見ると多くがエンジニアかデザイナーです。

2020年1月から7月を見てみると、次のような割合になっています。

  • ITエンジニアが約64.3%
  • WEB制作が約21.4%
  • 上記以外が14.3%

という配分になっています。

非エンジニア・非ウェブデザイナー目線

とはいえ、このエンジニア系案件とデザイン系案件は、スキルが大きな参入障壁になっています。非エンジニア・非ウェブデザイナーにとってはそっち系が上位に食い込みやすいと知っても「シラーっ」とシラケる話です。

それも理解した上で、あくまで総合ランキング上位10位を目指したい場合は、2つの路線があることも記載してお生きます。(どちらも楽な道ではありません)

スキルを身につける:可能性を横に広げる

長期的にクラウドワークスを利用していく予定なら、エンジニア系かデザイン系のスキルアップを試みていくと、やがて総合ランキングに食い込める可能性がでてきます。

そうでなくとも、単価アップが見込めます。

また、自分の新しい可能性を掴みにいく決断は、ときにスキル以上のメリットを気持ち面でもたらしてくれます。

今受注できるカテゴリで頂点を目指す:可能性を縦に伸ばす

上述した割合を見ると、事務やビジネスといったエンジニアとデザイナー以外の部門からも14.3%はトップ10に食い込んでいるクラウドワーカーがいます。この人達は、各部門のランキング1位か2位です。

総合ランキング上位10位に入るには、各部門の1位を目指せるレベル感が必要になりそうです。

ちゃんとクラウドワークス内で受注する(おすすめ)

コツというのもおこがましいですが、短期の売上のために規約違反をして直契約をしている人もいるようです。そういう場合は当然クラウドワークス内の実績とはカウントされません。

優等生的な意見を言えば、規約はちゃんと守りましょう、という感じですが、規約よりも優先すべき利を見出したなら、あとは自己責任で決断していくしかありません。とはいえ、クラウドワークス初心者のうちは、きちんと規約を守ることを強く推奨します。

選べるなら契約日を同じ月にまとめる

基本的にはクライアントの意向で決まるケースが多いと思うので、かなり変則的なコツです。おそらく契約日が「自分がランキング入りを狙っている月にかぶりそうだな」と思える案件に応募していくというコツですが……そこまで考えて選んでいられないというのが正直なところです。

月間上位を狙うなら週間ランキングをチェックする

週間ランキングを見て、自分が狙っているランク付近の人をチェックすることで、ライバルがどの程度の予算感の案件を獲得しているかが分かります。

現在自分とライバルの差がどのくらいなのか、ざっくり掴んでおくことで「今月は最終週にラストスパートかける!」とか「今月はこのくらいにしておいて、来月のために予定空けておくか」といった判断ができます。

何位をライバルとみなすか

現在、自分がランク外の場合

総合ランキングを目指している場合で自分がランク外なのであれば、とりあえず100位の人をライバル認定して当月の実績をチェックしてみましょう。

部門ランキングを目指している場合で自分がランク外なのであれば、とりあえず30位の人をライバル認定します。

すでに自分がランク入りしている場合

総合でも部門でも、自分がランク入りしている場合は、以下の点をチェックしましょう。

  • 自分より1つ上の人を追い抜くには最大どのくらいの予算感の案件を獲っていくべきか
  • 自分より1つ下の人に追い抜かれないためには、最低どのくらいの予算感の案件を獲っていくべきか

自分の受注スタイルを確立していく

トップランカーの中にも受注実績が当月1件から数件というケースがあります。契約数はランキングに関係なく、大切なのはあくまで契約金額です。なので、ランキング入り戦略としては、多数の小規模予算をこなすか少数の大規模予算をこなすか、といった選択が必要です。

もちろん大規模予算をこなしつつ、空いた時間で小規模予算をこなす、というスタイルのトップランカーも散見されます。どういった受注スタイルが自分に向いているのかを知っていくことも、ランキング入りのコツと言えるでしょう。

何も考えずに売上を最大化していく(おすすめ)

これも立派な戦略です。がむしゃらに案件を受注していくスタイルです。手を挙げられる案件にはどんどん手を挙げていきます。最初はこのスタイルはアリです。上述した「自分の向き不向き」を知るためにも、数をこなすという視点は超重要です。

この場合は、とくに週間ランキング上位にいきなり躍り出る可能性もあります。

しかも、月間ではなく週間ランキングでも上位10位に入ることができればプロフィールの「ランキング」一覧に掲載されます。クライアントからの印象もよくなるでしょう。

何も考えずにどんどん手を挙げるスタイル、おすすめです。

共通して考えること

あくまでランキング入賞を目指すことが現在の目標という目線で書くと、以下のような点も常にチェックすべきです。

  • 自分が手を挙げられる案件をどう組み合わせれば、売上を最大化できそうか。
  • そもそも今月は売上を最大化すべきか。来月から始まりそうな大型案件のために仕事を落ち着かせておいて、来月にランク入りを目指すべきではないか

ランキングQ&A

ここからは、調査をしていて私自身が気になった点や疑問に感じた点をQ&Aという形式でまとめておきます。

エンジニア系やデザイナー系の中でも、特にどのカテゴリが有利とかありますか?

これは現在調査中です。追って報告します(※)。

スカウトはランクインに有利?不利?

スカウトだからランキングで有利に働くということはありません。クライアントとの関係によっては契約日を微調整してもらうお願いが出来る可能性もあるので、そういうテクニックが使えれば有利かもしれません。

スカウトだから不利、ということはありません。

「予算はメンバーと相談する」はランクインに有利?不利?

契約ランキングは契約金額が重要なので、予算が非公開でもしっかりカウントされています。交渉次第で大きく跳ねる可能性がある点を考慮すると、多少有利と言えるかもしれません。

大型案件は有利?

それはもちろん有利です。ただし、20万円の案件を1個こなすより、5万円の案件を5個こなす方がランキングでは有効なので、やはりご自身が働きやすいのは大規模1つに集中するスタイルなのか、小規模複数をこなすスタイルなのかを追求していくことかもしれません。

ランキングに入りやすい月や週はあるか?

こちらも調査していきます(※)一位の予算が少ない月や週に規則性があるかどうかで見ていく予定です。

どうやったら過去のランキングを見れるの?

デフォルトでは直近の月と週のランキングしか見れませんが、パソコン画面だとサイドバーの一番下(モバイルだとページ下部)にある「前の月(前の週)」リンクを辿ると過去のランキングが見れます。

この方法だと1ヶ月(1週間)ごとしか遡れないので、「他の月(週)も見てみる」という文字をクリックしてみてください。すると全期間のリンクが表示されます。

同率一位とかはあるの?

あります。総合ランキングで同率一位であれば、おそらく両者ともにバッジがもらえます。

ランキングの種類は増えたり減ったりする?

増減します。ただし、2014年7月以降は変化ないため、コロコロ変わりはしない模様。安心して現在のランキングに挑戦してください。

月間ランキング、週間ランキングはいつ更新されますか?

月間ランキングは毎月1日に更新されます。

週間ランキングは毎週月曜日に更新されます。

不正行為があるというのは本当ですか?

おそらく本当です。これはクラウドワークスに限らず、すべてのランキングには多かれ少なかれ不正を働く人がいます。世界的なランク付けであるオリンピックですら、ドーピングなどの不正がなくならないので、これは致し方ないことかなと思います。仕方ないから(本部は)不正対策をしなくてもいいということでは、もちろんないです。

過去のランキングを見ていくと、チラホラ「退会済み」になっている人が見受けられます。その全てが不正行為をしたわけではないと思いますが、おそらく本部が不正行為を見つけて垢バンしたのではないかと疑っています。

長期的にやっていこうとするなら、不正行為を試みるのではなく、しっかりクラウドワークスで稼げる準備を万全と整えることに注力すべきだと思います。

なお、ネット上の噂では「予算額500万円の案件で、支払い前に契約終了しているもの」は不正の可能性が高いとささやかれています。

まとめ

ここまで、ランキングの内容やメリット、上位入賞のコツなどを記載してきました。

あらためてコツだけをまとめておきます。

  • 応募する案件を1つの部門に集中する(おすすめ)
  • 総合ランキングを狙うならエンジニア部門かデザイン部門
  • ちゃんとクラウドワークス内で受注する(おすすめ)
  • 選べるなら契約日を同じ月にまとめる
  • 月間上位を狙うなら週間ランキングをチェックする
  • 自分の受注スタイルを確立していく
  • 何も考えずに売上を最大化していく(おすすめ)

そしてもはや当たり前すぎるのですが、ランクインするための誰にでも共通して言えるコツとしては、クライアントからの信用を得られるための準備をしっかりするということです。

このブログでもクラウドワークス初心者のための準備記事を用意していく予定です。

※ 記事の更新などのお知らせはTwitterで行っていきます。

  • 公開日 2020.08.16 記事を公開しました